こんにちは。
はじめてのコピーライティング小比井 雷太です。
あなたがブログ収入を得たいと思っているなら、チャルディーニ氏が書いた本、影響力の武器に書かれている社会的証明の原理を知っておくと良いでしょう。この社会的証明の原理とは、過去の忌まわしい事件が元となってできたネガティブな面とバンドワゴン効果に代表されるポジティブな面があります。
社会的証明の原理の陰と陽、その両側面を知っておくことが、真に社会的証明の原理を使いこなすことにつながります。チャルディーニ氏の言う社会的証明とはどんなものなのでしょうか。
影響力の武器で述べられている社会的証明の理論とはいったいどんな理論なのかという観点から、この社会的証明の理論に迫ってみます。それでは、真実のブログ収入を得る方法、社会的証明の理論についてお話していきます。
ブログ収入を得ることができる社会的証明の原理
ブログ収入を得るためには社会的証明の原理という社会心理学の知見が役立ちます。この社会的証明の原理とは、集団の意見に個人の意見が左右されるという原理。
たとえば、あなたが昼休みに食事に出かけたとします。その時に行列ができているラーメン屋と誰も入っていない閑散としたラーメン屋、どちらのラーメンの方がおいしそうに思えますか？
恐らく、ほとんどの人は行列ができているラーメンの方がおいしそうだと興味を持つのではないでしょうか。たとえ、昼休みは忙しいからと閑散としたラーメン屋を選ぶ人でも、行列の出来ているラーメン屋、次来た時に、空いていたら行ってみよう、と考えるはずです。
このように、集団の行動が個人の行動に影響を与えてしまうことを社会的証明の原理と言い、バンドワゴン効果とも言われています。このことをブログ収入を得ることに置き換えてみましょう。
ブログ収入を得るには、あなたのブログに立ち寄ってもらうことが必要。でも、あなたが芸能人や国会議員のように名前の売れた人でないならば、ブログ自体はどこのだれが作ったかわからない信用度０の相手であり、そんな相手が紹介する商品など、誰も見向きもしません。
だから、あなたが何か物を売ろうとか、アフィリ家意図しようとかするなら、社会的に信用されているものであるということを証明が必要。さきほどのラーメン屋であれば、行列が社会的証明にあたり、行列がその店のラーメンのおいしさを証明しています。そんな社会的証明の理論をあなたのブログに役立てて、ブログ収入をガッツリ稼いでいきましょう。
社会的証明の理論が生まれた事件
社会的証明を理論づけている社会心理学とは社会問題となった事件から、人間に共通な心理とか、そうなる条件を導き出そうという学問。だから、社会心理学の一つ、社会的証明の理論も、元になっている事件があるのです。
社会的証明の理論にはバンドワゴン理論のようなポジティブな側面と、集団的無知と呼ばれる傍観者効果に代表されるネガティブな側面があります。
その両面を知ることが、真に、社会的証明を知ることにつながります。よく言われている、ポジティブな側面のバンドワゴン効果だけ、ネガティブな側面の傍観者効果だけ、そんな片手落ちの知識では、本当に社会的証明の理論を自在に操ることは不可能です。
社会的証明の理論の原型：ネガティブな事件
社会的証明の理論の原型となったネガティブな事件はニューヨークのクイーンズ独立区で発生した殺人事件。目撃者が４０人近くいたにもかかわらず、誰も止めようとせず、また、警察に連絡を取ろうともしませんでした。
目撃者が３０分以上も何もせず、目の前で女性が殺されるのを傍観していたのは、傍観者効果と呼ばれれる心理で、次の２つの理由から見ているだけの人になってしまうのです。その理由とは
と考えてしまうからなのです。この事件が起こる背景は、都会の人は心が荒れて冷たいから、という理由ではなく、人間の深層心理に埋め込まれている集団的無知、赤信号みんなで渡れば怖くないという法律を簡単に破って危険な行動をとってしまう心理。社会心理学で証明された社会的証明による避けられない行動なのです。
社会的証明の理論の原型：ポジティブな事件
サッカーのワールドカップを見ていると自分の国の応援ってしたくなりますよね。スタジアムまで見に行くとその熱狂はさらに高まります。自分一人で新聞でダイジェスト版を読むのと、実際にその場でみんなが応援しているのを感じて自分も乗るのとでは全然違いますよね。
また、コンサート会場に足を運び、みんながノリノリになっている熱気を感じたら、自分もその熱気に包まれ、一緒にはしゃぎますよね。家でCDで音楽を聴いているのと全く違うのを理解できるのではないでしょうか。
先ほどのラーメン屋の行列というバンドワゴン効果もポジティブな事件を扱う一例です。
（参考：バンドワゴン効果の行動心理学）
社会的証明の理論の原型：スノッブ効果
バンドワゴン効果は特に日本人に対して効果が絶大な理論ですが、これと反対の効果もあることにも注意が必要です。その反対の効果とは、スノッブ効果。
スノッブ効果とは、すでにもうみんな持っているものは欲しくないという心理です。例えば、フェイスブックやツイッターが一時期はやりましたが、みんなやり始めて、熱が冷めたような感じを受けている人は少なくないですよね。それに代わって、LINE、インスタグラムがその座を取ろうとする熱気を感じる人もいるのではないでしょうか。
イオンのリュックではなくOAKLEYのバックパック、１つ５００円の旅行鞄ではなくヴィトンの旅行カバン、青山の２着１万円のスーツではなくフェラガモのスーツ、こんな心境がスノッブ効果。安いから買う、みんな買っているから買う、その理論ですべての人が動くと考えてはいけません。
このようにみんなが使っているものは避けて、稀少なもの、価値の高いものを求めていく心理がスノッブ効果。社会的証明を上手く使ってブログ収益に結びつけるには、バンドワゴン効果を利用すること。
そして、スノッブ効果を避けてながら価値が高くなるほど魅力を感じるという稀少性の原理、ヴェブレン効果と合わせて利用するのが効果的なコピーライティング的な利用方法です。
（参考：行動心理学に学ぶコピーライティング基礎一覧５０+α）
社会的証明の理論が書かれているチャルディーニの本、影響力の武器
ロバート・B・チャルディーニというアメリカの社会心理学者が書いた「影響力の武器」。その中で細かく、社会的証明の理論が書かれてます。この本はマーケティング理論を６つの視点から分析し、人はなぜ動かされるのかということを書いた本。この本の６つの視点とは、
- 返報性の原理
- 一貫性の原理
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 稀少性
この６つを押さえると、マーケティングの重要な基本が身につくという構成。商品を売るためのランディングページ、LPを作る時には確実に盛り込んでおきたい項目です。
（参考：チャルディーニ理論の心理学！影響力の武器第三版の要約！６つの法則）
社会的証明の理論でブログ収入を得るためのコピーライティングの基礎スキル
社会的証明の理論でブログ収入を上げるためのコピーライティングスキルは、みんなも喜んでこの商品を買っていますよ、ということをアピールすること。スキルを例示してみると、
- 口コミ
- 購入者の声
- お客様の声
- 「残り３つ」
- 「次回入荷未定」
あなたが直接、「この商品、売れていますよ」というのではなく、第三者の目を通して売れていることを伝えるほうが効果的。さらに、その第三者が、メディアや専門家の声ならばなおさらです。
と読者に想像させることが大切。「この商品、素晴らしいですよ～」と自分で言っても、誰も間にうけず、買ってくれないのです。普段売れなかった商品が閉店セールで売れるのは、群衆が押しかけていることに一因があることを忘れてはなりません。
まとめ
ブログ収入を得るなら社会的証明の原理を利用することが大切。その社会的証明の原理の発端となった事件を知っていれば、いくらでも応用の効くテクニックになります
チャルディーニの本、影響力の武器で明らかにされている部分で、いまやマーケティングを知っている人なら誰でも知っている知識、あなたもぜひ身につけて、ブログ収入を上げていきましょう。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう！
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
・たった一度の人生、自分らしく生きたい。
・自分の人生、他人に振り回されずに思い通り生きてみたい。
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