こんにちは。
はじめてのコピーライティング小比井 雷太です。
終わりよければすべてよしとは、シェークスピアの戯曲にもある有名な句。シェークスピアを知らなくても、この「終わりよければすべてよし」という言葉を知っている人は多いのではないでしょうか。
でもブログ収入を増やす心理学が、終わりよければすべてよしという言葉に凝縮されていることをあなたは知っていますか?ピークエンドの法則ともよばれている「終わりよければすべてよし」。
この「終わりよければすべてよし」というテクニックを知って、あなたのブログ収入をさらに伸ばしてみませんか?
「終わりよければすべてよし」とは
「終わりよければすべてよし」という言葉は、1600年ごろに書かれたウィリアム・シェイクスピアが書いた戯曲が語源となっています。英語では、”All’s Well That Ends Well”となります。
実はこの戯曲、題名に合わず、なんとなく腑に落ちない終わり方をする戯曲。本当に、終わりよければすべてよし、でいいのかなと疑問が残る不思議な作品です。
あらすじは、次の通り。それでは、どうそ。
- 伯爵の地位を受け継いだばかりの青年貴族バートラムが一旗揚げようと、家臣のぺーローレスとともにフランス国王へ伺候します。
- バートラムの母ロシリオン伯爵夫人がヘレナという医師の子の孤児を育てます。そのヘレナがバートラムに想いを寄せるようになるのですが身分の違いから告白しません。
- ですが、あきらめきれないヘレナは国王の病気を治療し、国王とロシリオン伯爵夫人からヘレナの想いの成就を応援するようになります。
- ですが、当のバートラムは断固拒否。「私の指輪を手に入れ、私の子供を産んだらお前を妻と認めよう」というありさまでそのまま戦役に出てしまいます。そして、バートラムはその出陣先で未亡人の娘ダイアナに想いを寄せます。
- 実は、このヘレナを忌避する理由がぺーローレスの入れ知恵であったので、ぺーローレスを罠にかけ、バートラムの悪口を言わせて追放させます。
- そして、ヘレナはダイアナと旅先で出会ったキャピレット未亡人とベッド・トリックを行い、バートラムはダイアナと思い込んで、ヘレナを抱き、指輪を交換。
- 戦役から帰ってきたバートラムはヘレナに治療のお礼に贈った指輪をなぜ持っているのかと問い詰められたところに、バートラムの子供を身ごもったヘレナがバートラムの指輪を持って国王とバートラムの目の前に出現。
- そして、バートラムは観念し、「ヘレナをいつまでも愛します」と国王の前で宣言し、国王が「終わりよければすべてよし」と締めくくります。
終わりよければすべてよしという心理学
終わりよければすべてよしとは、全ての人がハッピーエンドで終わるとは限らないが、主人公であるヘレナがハッピーならOKなんです。だから、結果がでてれば、それでいいんじゃない、と考える心理学。
つまり、最後がよかったら、途中にどんなに苦しいことがあっても、その最後の楽しさの方が、心に残るという心理学です。終わり良ければ総て良しというのはプラス志向であり、ポジティブ心理学の一つ。
シェイクスピアの「終わりよければすべてよし」でも、ヘレナから見たらハッピーエンドですが、バートラムから見たら好きでもない人に追われ、策略にはめられて、結婚させられてしまうというバッドエンドにもとらえられる終わり方ですよね。
かろうじて、自ら「ヘレナをいつまでも愛します」と宣言していることがバートラムの救い。コミットメントは人の想い、考え方、信念を変える力がありますから。
(参考:一貫性の原理をビジネスで応用するには整合性のルールとコミットメントが重要。)
ブログ収入を増やす心理学「終わりよければすべてよし」
さて、ブログ収入を増やすことに関して「終わりよければすべてよし」という心理学を使うことができます。なぜなら、最終的にマネタイズが成功すれば、途中の苦労も笑い飛ばすことができるから。
ブログ収入を得ようとすると、途中のブログを書くことが苦痛になる事がたびたびやってくることがあります。日常は、いろんなことが起こって邪魔をされるし、「今日ぐらいは・・」という誘惑も山のように襲ってくるので、毎日書き続けるのは、簡単な事ではありません。
ですが、その泥沼ような日々を過ごすと、ある日、急にググっと反転する日がやってきます。そこからは、嘘のように、アクセスが増え、マネタイズもぐんぐん伸びていく。
そうなったら、「終わりよければすべてよし」になるのです。それまで、臥薪嘗胆、苦しいのはみな同じ、途中必死に記事数増やしていき、ブログ収入を増やしていくのです。
「終わりよければすべてよし」とピークエンドの法則の関係
終わりよければすべてよしという言葉は結果はあとから付いてくる言葉。これとよく似た言葉で、ピークエンドの法則というものがあります。
ピークエンドの法則とは、ピークをエンドに持ってくると、記憶に残りやすい構成になるということ。途中の文章は無駄ではないのですが、最終的に読者に突き刺さる言葉は、最後のまとめの部分なのです。
だから、終わりよければすべてよし、にするには、そのブログで最高潮になる部分を最後の部分に盛っていき、ピークエンドの法則を使ってブログを構築していきましょう。
そうすることで、最後の部分で見込み客に訴える力を増すことができるから、ブログ収入を伸ばしていくことができるようになるのです。
まとめ
終わりよければすべてよしというブログ収入を上げるため心理学はいかがでしたでしょうか。シェークスピアの戯曲のあらすじも違和感を残しながらも「終わりよければすべてよし」の神髄を見ることができたのではないでしょうか。
ブログ収入を得るには、大変な努力が必要です。だからこそ、ピークエンドの法則を使って、しっかりと集客をしていきましょう。「終わりよければすべてよし」最後に笑うのは、臥薪嘗胆の時期を乗り越えることができたあなたです。
今回も、しっかり最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
このブログ運営の軸である、コピーライティングとは今回お話しした技術やスキルを総合した書き方で、読み手を熱狂させるためのテクニックが満載の書き方です。つまり、あなたがブログを書いているなら、それは、コピーライティングをしていることにつながるのです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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