こんにちは。
はじめてのコピーライティング小比井 雷太です。
ビジネスで常識のピグマリオン効果って知っていますか?実は、このピグマリオン効果、教育現場だけではなく、恋愛でも活躍しているのです。
そのピグマリオン効果をあなたの恋愛で最大限に利用する方法を知りたいなら、ここから始まる今回の記事、しっかりと読んでくださいね。
ビジネスの教育現場で常識のピグマリオン効果
ビジネスで常識になっているピグマリオン効果。このピグマリオン効果とは、教育心理学で発展してきた心理学。教育の現場で多くの機会をとらえ、取り上げられている心理テクニックの一つ。
ピグマリオン効果とはどんな心理テクニックかというと、「人間は期待された通りの結果を出す傾向にある」ということ。つまり、先生から期待されると成績が上がるという効果のことです。
反対に先生から無視されると、その生徒は成績を下げるように働いてしまいます。だから、ピグマリオン効果は、先生の意向を反映して今うところから、教師期待効果、ローゼンタール博士がネズミ実験をしたことからローゼンタール効果とか言われています。
ピグマリオン効果のピグマリオンとはギリシア神話のキプロスの王様の名前。象牙で作った女性の像に恋をしてしまう王様です。
その、像に恋をしてしまったあまり、その像を人間にして欲しいと女神アフロディテにお願いしたところ、実際にその像に命が宿り、ピグマリオン王との間に子供が生まれたのです。
このように、到底無理な事でも本気で願えば、それが現実になるということ。それは、自分自身のことだけでなく、他人に対しても働きかけるというのがピグマリオン効果なのです。
(参考:ピグマリオン効果とは!その具体例と実験、逆効果そして、批判。)
ピグマリオン効果を使った教育
ピグマリオン効果を使った教育でちょうど良いピッタリの例がスラムダンクにあります。スラムダンクのバスケ部の安西先生が言った言葉、「君たちは強い。」
この「君たちは強い」と生徒に信じ込ませたから、バスケ部のメンバーは試合を勝ち進めることができたのです。この「君たちは強い」という言葉の対応として、生徒から安西先生に返した言葉は「俺たちは強い。」
生徒がしっかりと先生に返していますよね。先生の期待が生徒に伝播し、その生徒が本気でその先生の期待に応えようとする。これが、ピグマリオン効果。生徒を信じて成功するよう諭すだけで、実際に生徒が成果として先生に返してくれるのです。
ピグマリオン効果って、本当に素敵な効果ですよね。
ピグマリオン効果の実験
このように、先生の想いが生徒に伝わって、生徒がその期待に応えようとするピグマリオン効果は、実際にローゼンタール博士が実験を行っています。ローゼンタール博士が行った実験は、ネズミに対する実験。
博士が、ネズミを二つのグループに分け、実験する学生に片方のグループは賢い血筋のネズミ、もう一つのグループはどんくさい血筋のネズミという触れ込みで、ネズミを迷路から脱出させる時間を図るという実験。
そうすると、同じ結果になるはずの評価が、賢い血筋のネズミの方が断然成績がよかったとの報告を受けたのです。ちょっと論点がずれている事と、動物を使った実験であることから、この実験の正当性に疑問を投げかける人もいる実験なのがちょっと残念。
でも、生徒に対して、賢いネズミの方がいい成績になると暗喩していると考えると、十分な事件ではないでしょうか。実際に生徒に期待をかけると生徒の成績が上がることは実績として、評価されています。
生徒に対して、目をかけるということは、実際に教え込む時間が他の学生よりも増えるから賢くなって当たり前、ピグマリオン効果は心理効果ではないと言い切る人がいます。でも、どんな評価を受けてもピグマリオン効果には実際に効果があることは事実。
また、教育心理学の現場では、疑いようのない理論としてその心理学を評価しています。その後の追試でピグマリオン効果をしっかりと検証して、正式な心理学の理論としてピグマリオン効果が評価されてほしいですね。
(参考:ピグマリオン効果とゴーレム効果、ハロー効果とホーソン効果、プラセボ効果とは!)
ピグマリオン効果が恋愛で活躍する理由
ピグマリオン効果が恋愛で活躍する理由は、結論から言うと、「好きです、好きです」などと言っていると実際に相手があなたのことを好きかもしれないと思い始めるということ。
なぜならば、ピグマリオン効果は他人から期待された通りの結果を出そうと無意識のうちに行動してしまうから。教育効果として、「お前は出来る、できる、できる、」と先生が伝えていたら、相手もあなたに言われた通りに思い込み、その結果を出そうと自然と活動を始めます。
ビジネスの現場では、OJTと呼ばれる上司や先輩が実際の仕事を教えるというピグマリオン効果を狙った教育方法。絶対に逃したくないテクニックの一つとして位置づけられている教育方法です。
だから、「好きです、好きです」と言っていると、お互いに好きになり、恋愛関係に発展する。逆に、浮気をしているのではないかとか、信用できないと言い続けていると、相手も実際にその通り行動し、あなたの恋愛を潰してしまうのです。
信じる者は救われる。どこかで聞いたフレーズですが、実はこの言葉は、真実をついていたのです。あなたもピグマリオン効果に使われずに、ピグマリオン効果を思いっきり活用して、想っている恋愛を成功させてくださいね。
(参考:行動心理学に学ぶコピーライティング基礎一覧50+α)
まとめ
ビジネスで常識のピグマリオン効果を使った教育が恋愛で活躍する理由は相手に対して、常に関係を持ち、あなたの想いを伝えることで成立します。「君たちは強い」。だから、あなたは、恋愛に打ち勝つことができます。
実験の正当性が無くても実績の正当性は十分にある恋愛のピグマリオン効果。実績があるのなら使わないと損。恋愛のピグマリオン効果で、あなたの象牙の像に生命を吹き込んでみてくださいね。
今回も、しっかり最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
このブログ運営の軸である、コピーライティングとは今回お話しした技術やスキルを総合した書き方で、読み手を熱狂させるためのテクニックが満載の書き方です。つまり、あなたがブログを書いているなら、それは、コピーライティングをしていることにつながるのです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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