こんにちは。
はじめてのコピーライティング小比井 雷太です。
公開した記事を書き直ししたい時って、
結構めんどくさいですよね。
新しいページを作って、そこにコピーアンドペースト、そして書き直す。
さらにそこからURLを入れ替えてって、結構めんどくさい。
URLの入れ替え時に1文字でも間違えようものなら、
他からのリンクが消えてしまうし、
グーグルやFB、LINEなどの広告媒体のリンク先を
そのページに設定して飛ばしていたら、もう最悪。
広告のリンクも変えないといけないし、
そもそも、見込み客やアフィリエイターに対しても、
リンク先の変更を伝えないといけない。
そんな労力って、もう、ムチャクチャ大変。
って言うかほとんど不可能ですよね。
もしページをWordPressで作っていたなら、ここで役に立つのが
「Yoast Duplicate Post」という無料で使えるプラグイン。
昔からあるプラグインなので、
ご存知の方も多いと思うのですが、
Ver.4から実装された、「書き換え&再公開」の機能が
「最高かい」と思えるほど、秀逸。
コピーライティングで必須のリライトの労力と、
ミス軽減を激減させるツールになりえるのではないでしょうか。
Yoast Duplicate Post の導入
プラグインインストール・有効化
ページの複製に特化している
Yoast Duplicate Postプラグインをインストールするには、
WordPressの管理画面の左にあるツールバーから、
「プラグイン」→「新規追加」とクリックします。
すると、プラグインの設定ページが開きますので、
キーワードに”Yoast Duplicate Post”と入力し、
Yoast Duplicate Postが表示されたら
”今すぐインストール”をクリックしましょう。
そうすると、プラグインのインストールが始まります。
しばらくしたら、今すぐインストールのボタンが
”有効化”に変わるので、そのままクリックしましょう。
設定はデフォルトでOK
Yoast Duplicate Postのプラグインを有効化したら、
特に設定を変更する必要はありません。
そのままで使えます。
とはいっても、気になる設定情報。
どんなことが設定できるのかメモしておきますね。
複製元
Yoast Duplicate Postの複製元タブでは、
次のような機能が設定できます。
それぞれの項目について
説明していきますね。
項目 | 内容 |
タイトル | ページタイトル |
日付 | 公開日 |
ステータス | 公開済み/レビュー待ち/下書き ステータス |
スラッグ | スラッグ(パーマリンク) |
抜粋 | 抜粋の内容 |
コンテンツ | 記事本文 |
Featured Image | アイキャッチ画像 |
テンプレート | テンプレートタイプ |
Post format | 投稿のフォーマット(メタ情報) |
投稿者 | 投稿者の情報 |
パスワード | ページに設定したパスワード |
Attachments | 投稿とメディアの紐づけ |
Children | 子ページも複製・固定ページ、カスタム投稿のみ |
コメント | コメントに記載された内容 |
メニューの順序 | メニューの順序番号 |
タイトルの接頭辞 | タイトルの先頭につける文字 |
タイトルの接尾辞 | タイトルの後につける文字 |
メニュー順を増加する数 | メニューの順番の数値に加える数 |
複製しないカスタムフィールド | コピーしないカスタムフィールド名 |
複製しないタクソノミー (カテゴリー) |
コピーしないカテゴリー |
複製しないタクソノミー (タグ) |
コピーしないタグ |
基本的に変更しておく必要はありませんが、
タイトルの接頭語に「複製:」と入れておくと、
複製して作業中なものを見分けることが
簡単になるので、良いかもしれません。
権限
権限のタブはアカウントごとに
複製できる範囲を設定できます。
ここも、基本的には変更する必要はありません。
複製可能な権限の項目で設定できる権限対象は、
プラグインで追加した権限、ロールも表示されます。
自分だけで運営しているサイトなら、
管理者にチェックが入っていればOK。
投稿者や寄稿者は最初からチェックが外れているから、
デフォルトで大丈夫です。
「これらの投稿タイプに対して有効」の項目は
投稿や固定ページといった投稿タイプ別に
コピーを許可するかどうかを設定できる項目。
必要な投稿タイプについてチェックを入れておく必要がありますが、
基本的にはデフォルトでチェックが入っているので、
とくに、変更の必要はありません。
リンクを表示
表示タブで設定できるのは
複製できるリンクをどこに置くのか、
というもの。
これは、よほどのことが無い限り、
デフォルト設定で問題ありません。
使い勝手が悪いようなら変更していく、
というスタイルで問題ないでしょう。
それぞれの項目にチェックを入れることは、
どういう機能なのかというと、
【複製】
複製は、単純にそのページを複製します。
【新規下書き】
新規下書きは【複製】として、投稿をコピーし、
その状態のまま複製された側のページの
編集モードに入ります。
【書き換え&再公開】
ページを複製して、
その複製されたページの投稿編集画面に移動します。
ここまでは新規下書きと同じ状態ですが、
新規下書きは公開した時にそのまま新しいページとして公開されるのに対して、
書き換え&再公開は公開すると
新たにコピーされた記事は
複製元のパーマリンクの投稿となり、
複製元の記事は削除されます。
つまり、複製元の記事と入れ替わるのです。
つまり、構造的には、
新規下書き=複製+複製ページの編集画面へ移動
書き換え&再公開=新規下書き+再公開した時に複製元の記事と入れ替え
となります。
では、それぞれ、どこに複製リンクが表示されるのか、
説明していきます。
リンクを表示する場所
リンクを表示でコントロールできる項目は、
「複製」、「新規下書き」、「書き換え&再公開」の3つですが、
この「リンクを表示する場所」で、チェックした項目は
投稿一覧、管理バー、編集画面、Bulk Actionで
表示されるようになります。
投稿一覧にチェックを入れると
投稿などの一覧画面でマウスオーバーすると表示されます。
他にも、管理バーにはこのように表示されます。
編集画面の編集バーでは、
公開、後悔状態の場所にこのように表示されます。
使っているテーマによって多少異なります。
一括操作では、
各ページの一覧で一括操作できる
プルダウンリスト、「Bulk Action」に
表示されるようにます。
複製元を表示
次に、表示タブの”複製元を表示”にチェックを入れると、
どうなるのか、見ていきましょう。
まずは、”編集画面のメタボックス内”。
編集画面のツールバー(右側若しくは下側)に
故の項目への参照を利用するかどうかの
設定が表示されます。
投稿一覧にカラムを追加して表示にチェックを入れると、
投稿などの一覧ページに復元元の項目というカラム、欄が追加され、
そこに復元元の記事が表示されます。
投稿一覧の核タイトルの後に表示にチェックを入れると、
投稿一覧のタイトル部分に複製元の記事が表示されます。
更新通知
更新通知のところにチェックを入れておくと、
プラグインYoast Duplicate Postに関する、
更新通知などのインフォメーションが
管理画面のダッシュボードページに表示されるようになります。
Yoast Duplicate Post の(複製)コマンドの使い方
単純に投稿ページなどをもう一つ複製したい時には、
このコマンドを使うと、
設定でチェックを入れた部分が、
完全にコピーされた投稿として、
複製ページができ上ります。
ただ、スラッグ、つまり、パーマリンクは、
タイトルがあてられるので、
日本語のパーマリンクでコピーされることになります。
気になる人は、その部分も書き換えておく必要があるでしょう。
Yoast Duplicate Post の(書き換え&再公開)コマンドの使い方
WordPressで作った記事は、
一度公開してしまうと、下書き保存ができません。
下書き保存しようとするなら、
下書きへ切り替えるか、新しく複製したページを作り、
入れ替える方法しかなかったのです。
だから、
部分的に修正したいけれど、時間がなくて間に合わなかった。
という時に保存できずに困ることもしばしば。
PVの高いページや、
広告出稿しているページなどは、
そのせいで、修正が難しいと感じていました。
でも、プラグインYoast Duplicate Postに、新しい機能、
「書き換え&再公開」ができたおかげでもうその苦労はなくなりました。
この機能で、サイトを複製し、再公開すると、
複製元の記事と入れ替わるのです。
なのでとっても簡単に、
記事をリライトすることができるようになりました。
この時、複製元の記事は上書き保存されてしまうので、
もし、複製元の記事を残したい場合は、
リライトを始める前に、複製コマンドで、
コピーを取っておきましょう。
記事を修正!Yoast Duplicate Postでリライトする手順
それでは、記事を修正するための
Yoast Duplicate Postを使ってリライトする方法、
その流れを見ていきましょう。
もし、元の記事を残しておきたい場合は、
リライト作業を始める前に、複製して
バックアップを取っておきます。
それでは、まずはじめにリライトしたい記事にある、
「書き換え&再公開」リンクをクリックします。
すると、複製されたページの編集画面に入ることができますので、
そこで修正をしていきます。
途中保存したい時は、再投稿カラムの「下書き保存」
修正が終わったら、「再投稿」をクリックします。
再投稿を押した時点で、
元記事は削除され、修正した記事に入れ替わります。
ちなみに、「書き換え&再公開」で公開していない状態のまま
ゴミ箱に入れてしまうと、
完全に削除するか復元しない限り、
新しく「書き換え&再公開」のコマンドが
表示されなくなります。
ご注意ください。
まとめ
以上、「Duplicate Postが熱い!書き換え&再公開で簡単リライト」でした。
このプラグインは今までも記事の複製に便利で
利用している人も多かったのではないでしょうか。
しかしながら、リライト前提で複製した場合、
結構な手間暇がかかりましたし、
リンクを間違えたら大きな損失を招いて痛い思いをしたことは、
少なからずあったかもしれません。私はありました。
ですが、Ver.4で新しく実装されたこの機能「書き換え&再公開」のおかげで、
ミスなく、簡単にブログやセールスレターでのリライト作業を進めることが
できるようになったといえるでしょう。
(プラグイン提供サイト:yoast.com)
(関連記事:コピーライティングでブログのアクセスを増やす書き方【コピーリライティング】)
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