こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太です。
突然ですが、コピーライティング用語にあるフックとは何か分かりますか?フックがある広告を作ることが大切というけれどフックをかける意味とは一体どのようなものでしょうか。
コピーライティングの用語のフック、そのフックをアフィリエイトするためにブログを書いているあなたにぜひ利用して結果を上げて欲しい。その思いから、フックについて説明し、使える方法をお伝えします。
コピーライティング用語のフックとは何か
コピーライティングのフックとはコピーライティングの中核をなすスキルに満ちた文章のことです。このスキルにフックという言葉があてはめられた理由は、その用途が全く同じだから。
キャッチコピーやリード文には絶対盛り込んでおくほうがいい文章、その書き方です。そんなフックについてお話ししましょう。
コピーライティングとは
コピーライティングとは、広告を書くスキルで、3つのNOT「読まない」「信じない」「行動しない」を乗り越えるための文章を書くテクニック。大きくは、マーケティングの販売の一部としてみることができる分野で、物を売ることに特化されたスキルです。
元をたどれば、マーケティングの一部なので、商品を売ることに特化しているとはいえ、その商品の成立過程や、見込み客として設定されたターゲットであるアバター、ペルソナと呼ばれる人物像の把握が大切であり、その先の商品のメリットから得られるターゲットのベネフィットが大切になります。
よく言われる差別化戦略というマーケットの戦略もコピーライティングを行う上ではバックボーンとして押さえておく必要がある項目。USPという略語で説明されることもある差別化戦略は業界2位以下の生き残り戦略として重要なスキルです。
フックとは
フックとは、かぎづめとかかぎ針という英語であり、hookのことさします。帽子やコートをひっかけたりするのもフックですし、クレーンのひもをひっかけるところもフック、魚釣りの釣り針のこともフックと言ったりします。
このように求めているものをひっかけて自分が望むところに持ってくる道具のことをフックと言います。
コピーライティング用語としてのフックとは
結論から言うと、コピーライティング用語のフックとは、見込み客を引っ掛けてあなたのブログや広告、LPに引っ張ってくる文章のこと。求めるものを望む場所に持ってくる道具というフック本来の意味とぴったり一致しますよね。
この、コピーライティング用語のフックって、ベネフィット、USPを伝えるためのテクニックということもできます。なぜなら、フックの要素となるものが、ベネフィットであり、USPであるからです。
だからこそ、このベネフィットと、USPとならぶスキルとして使われているのがフック。フックを自在に使いこなせるようになるまでは多くの経験が必要と思われがちですが、ベネフィットとUSPをしっかり把握することができたら、フックは意外と簡単に出来てしまうのです。
フックをかける意味は
では、見込み客に対して実際にフックをかける意味はあるのでしょうか。フックをかけなくても、欲しい見込み客なら飛びついてくれるのではないのかと考えるかもしれません。
これは確かに一理あり、見込み客のすべてが今すぐ欲しいと考えているならそれでいいのです。ですが、興味があるといった程度の見込み客やその商品を知っているけれどまだ買うほどではないという見込み客がほとんどです。そんな購入意欲の低い見込み客に対して、フックの効いていないストレートパンチで勝負をかけると、ひょいとよけられてしまい空振りに終わってしまうのです。
だから、ストレートパンチが効くお客さんは何をしても買ってくれるので、ある程度は、放置でも構いません。興味があるけれどまだ欲しくないとか、ベネフィットがよければ買ってもいいなとかいう見込み客に焦点を当ててセールスすることが必要。これが、フックをかける意味であり、フックの存在理由です。
フックがある広告
では、フックがある広告とはどんなものでしょうか。今までお話してきたことを総合すると、フックがある広告とは、ふわっとした興味を持っているお客さんや、まだ必要ないよねと思っているお客さんに対して投げかける広告です。
そんな広告を作るためには、徹底的にリサーチし、ベネフィットを洗い出して、独自性の高い他人がマネできないベネフィットであるUSPを導き出すのです。そしてそのベネフィット、USPを見込み客が興味を持つように書かれた広告がフックがある広告。
フックがある広告を書くためにはしっかりとリサーチし、その結果の焦点とすべきポイントをとらえて見込み客の悩みを解決し、欲望を満たしてあげることを心掛けると、フックのある広告を書くことができます。
(参考:記事を構成するコツ、フック文章とは!)
まとめ
コピーライティングの世界では、フックがある文章を書くことに注力します。○○の秘密とか、××の5つの方法とかいった型にハマったフックも利用できるのですが、広告としての評価はUSP、オリジナリティが低く、あまり良い効果が生まれなくなってきています。
コピーライティングのテクニックが先走っている現代では、他人のコピーをコピーしていただけでは、強いコピーをかけません。基本に立ち返り、あなたが売りたい商品のベネフィット、USPを研ぎ澄ましてあなたならではのコピーライティングを行うこと、これが一番フックがある広告になるのです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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