こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太です。
さて、あなたは、ラブレター理論を聞いたことがありますか?
コピーライティングの初心者向けの基礎スキルです。簡単なわりには、結構使い勝手がよく、効果も大きいスキルです。
ぜひ使って、あなたのコピーライティングのスキルを伸ばしてくださいね。
ラブレター理論とは
ラブレター理論とは、セールスコピーライティングでコピーを書く時はラブレターを書くように書くとうまく書けるという理論です。
具体的には、「名前」か「あなた」で呼びかけて振り向かせ、自分の話に興味を持足せる方法。これで感情を揺さぶり、振り向かせることができます。特定の人に話しかけるように、メッセージを投げかけるのです。
これが、私だけを見てくれているあなたを作るテクニック。うまくいけば、相手があなたのことをしっかりと信じるようになり、商品を売る下地を作っていくのです。
ブログで多くの人に語っていたとしても「皆さん」という呼びかけは厳禁。「あなた」と書くようにするべきです。こうすることで、相手があなたの文章を読んでくれるようになるのです。
このテクニックは文章以外でも使えます。Youtubeにアップしている動画でも、あなたという言葉を使って1対1で話している雰囲気が大切。そうすると、あなたの動画を最後まで、じっくり読んでくれるでしょう。
セールスコピーライティングでは誰をターゲットにするべきか
手紙を書く時は誰か一人に宛てて書くのが普通ですよね。誰に向けて書いているのかわからない手紙は読み手が自分のことだと認識しないのです。カクテルパーティー効果でも同じことが言えますよね。自分の名前が呼ばれるからこそ、そちらに集中する。みなさん、という呼びかけは、会場がざわついたまま話者の方に注目しないものです。
だから、セールスコピーライティングでも、ターゲットを意識せず書いてしまうと、一人称がバラバラになったり、読み手に響かない文章になってしまったりと結果が出ないコピーになってしまいます。
子供に対して書く手紙で、敬語を使ったりしませんよね。それと同じで、セールスコピーライティングでも、中高年の人にTIKTOKの話をしても響かないし、子供に死生観を語っても無視されるのがおちなのです。
あなたがダイエットの商材を売りたいなら、ダイエットの悩みについて書けばいい。ただし、ダイエットをしている不特定多数の人に話しかけるのではなく、ダイエットをしている「あなた」に向かって書く。これが大切です。
セールスコピーライティングはラブレターを書くように書く
少しだけ、あなたが、ラブレターを書いた時のことを思い出してみてください。
とても緊張しながら、一人の相手のことを頭に思い描いて、どう書いたら自分思いが伝わるのだろうか、どうしたらその人に好きになってもらえるのだろうか、そんなことを考えながら書いたのではないでしょうか。
その時どのように書きましたか?その人の名前を書いたのではないでしょうか。
反対に受け取る立場ならどうでしょう。
- 私は皆さんが好きです
- 私はあなたたちが好きです
- 私はあなたが好きです
- 私は○○君が好きです
どのラブレターが一番もらって嬉しいですか?恐らく、自分の名前が入ったラブレターが一番嬉しいのではないでしょうか。
セールスコピーライティングも同じことが言えます。
ダイエット小座を売りたい時に「ダイエットをしたいと考えている皆様へ」というコピーと、「ダイエットをしたいと考えている○○さんへ」と書いたほうが読んでくれる可能性が高くなっていきます。
webのブログでは、誰が読むかわからないから「あなた」とするしかありません。ですが、メルマガだと様子は違って、相手の名前が分かっているので、あなた、ではなく「○○さん」を使います。こちらの方がより受取手に響く文章を書けるからです。
また、このラブレター理論、名前だけでは終わりません。文章全体をラブレターにしてしまえば、読者や見込み客の心に響くセールスコピーライティングが出来上がります。
好きな人に対して持って回った言い方や、胡散臭い言い方はしないはずです。「たった1クリックで稼げる方法があります」とか、「魔法のように脂肪を落とすことができます」みたいな胡散臭い言い方です。こんな言い方、ラブレターでは絶対にしませんよね。
ラブレターでの商品はあなた自身です。好きな相手にあなた自身の絶対的な自信とともに、セールスをかけている。それがラブレターです。
セールスコピーライティングで販売する商品も同じように絶対的な自信を持って好きな人や家族にも勧められる商品でなければなりません。そうでなければ売ってはダメな商品です。自分が絶対に買わない商品を売りつける行為って、その辺にいる詐欺師と変わらない行為だと思いませんか?
まとめ
ラブレター理論はコピーライティングの基本中の基本です。でも、ほとんどの人のラブレター理論の解釈は表面だけを取って、「相手に話しかける時は(あなた)を使いましょう。」ということに終始しています。
ですが、ラブレター理論の神髄はそこにあるのではなく、セールスコピーライティングとしてあるべき姿を説いているのであって、セールスレター全体をラブレターとして書き上げることを意図しています。
皆さんも、アフィリエイトブログやセールスレターを書く機会が来た時には、ぜひ、画面の向こう側の見込み客にラブレターを書くつもりで書きましょう。そうすれば自然と成果につながるはずです。
見込み客と結ばれる日まで、頑張ってラブレターを書き続けましょう。
それでは、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!今日もありがとうございました!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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