こんにちは。
はじめてのコピーライティング小比井 雷太です。
行動経済学で明らかにされたピークエンドの法則、あなたは聞いたことがありますか？実は、ピークエンドの法則はビジネスで使えるマーケティング技術なのです。
強力に人を惹きつけるビジネスで使えるマーケティング技術って何だと思いますか？それは、この先お話しするピークエンドの法則。それでは、人を魅了するピークエンドの法則をお伝えします。
行動経済学のピークエンドの法則
ピークエンドの法則とは、ピークとエンドの印象が、全体の印象を決定するという法則。途中の記憶も全くなくなるわけではなく、いつでも記憶を引き出し、全体（ピーク、エンド）から受ける印象がブログの印象となります。
そして、行動経済学で言われているピークエンドの法則とは、良い印象を残してまた来店してくれるリピーターや店のお得意様なファンを創り出すこと。このピークエンドの法則は、レポートやプレゼンはもちろん、ブログを書くことにも使えるのです。
さて、ピークエンドの法則をより深く理解するために、行動経済学を見てみましょう。鼓動経済学とは、経済学の数字に関連する理論に実際の経済行動で発見された心理学的な事実を合成していく学問です。
だから、行動経済学では、意識が絡まずに行動してしまう経済学ともいえるのです。例えば、松竹梅の法則。値段の高いもの、中ぐらいのもの、安いものを３つ並べると、中ぐらいのものが選ばられる理論。
これは、人間の無意識的な行動なので、ふとしたところで行動に現れるのです。パブロフの犬は音叉を鳴らすとよだれが出るというような無意識による行動。その無意識的な行動が生みだす心理学的な結果と経済学を合わせたものが行動経済学なのです。
この行動経済学でピークエンドの法則が使われている事実。なぜなら、ピークエンドの法則は与えられた情報の印象を操作することができる心理テクニックだからです。
さて、ここで出てきたピークエンドの法則にも触れてみましょう。ピークエンドの法則とは、結論から言うと、人が受け取る印象は話の盛り上がった部分と最後の部分で決まってしまうという法則がピークエンドの法則。
例えば、戦隊ものの子供テレビを思い出してください。途中、主人公がピンチになりますが、必ず、終わりには敵をやっつけて平和が戻ってきますよね。その時って、最後の平和になって良かったねという部分しか記憶が残っていないですよね。ハッピーエンドの場合はこのように、話しが下がって盛り上がるという谷型の話になります。
変わってロミオとジュリエットやタイタニックのようなバッドエンドの場合、途中のピークでよい思い出がクローズアップされます。バッドエンドは、胸が締め付けられるような良い思い出とともに膜が閉じますよね。ここからわかるように、バッドエンドは山型になります。
このようにピークやエンドが記憶に残り、その話の印象を決定づけるのです。これが、ピークエンドの法則。このピークエンドの法則の本質が見えてくると、ピークエンドの法則が行動経済学で使えるということが見えてきたのではないでしょうか。
ピークエンドの法則の記憶の残り方の実験
認知行動療法でも使われている理論なのですが、ダニエル・カーネマンの氷水の実験でピークエンドの法則を示してみましょう。
|
まず、キンキンに冷やした氷水に６０秒の間、手を浸けます。痛いほど冷たい氷水に手をつけるので、６０秒間はとても苦痛です。 次に同じく前回と同じだけ痛く感じるくらいに冷やされた氷水に６０秒の間、手を浸けます。６０秒経ったら次はほんの少しだけ温度がましになった氷水に３０秒間、手を付けます。 |
この実験が終わった後、先に行った実験と後から行った実験の二つのうち、もう一度やってもいいと思える実験はどちらかと聞くとほとんどの人は、６０秒間のあと３０秒温度が緩んだ実験の方を選ぶのです。普通に考えたら６０秒間は同じ条件なのだから、前に行った実験を選ぶように考えられるのですが、実際は違うのです。
ここに、ピークエンドの法則の真実の姿が隠れています。どういうことかというと、途中に苦しいことがやってきても、最後にふっとその苦痛が緩めば、良い印象になるということ。
ハッピーエンドの物語と同様に、谷型の体験をしたために、ピークエンドの法則が働いて全てが良いイメージの実験に置き換えられたのです。
これから起こると予想される未来のことについては、苦しみが少ないほうを選ぼ」うとしますが、実際に経験した後では、より良い記憶が残っている方を選ぼうとするのです。「終わりよければすべてよし。この言葉がピークエンドの法則のすべてを語っているといえるでしょう。
ピークエンドの法則をビジネスで使うためのマーケティング技術
過去に起こったことを振り返って、良かった思い出なのか、つらかった思い出なのかを考える時、ピークとエンドから判断されるピークエンドの法則。ここでポイントになるのが、一度経験したことについてはピーク時と最後の印象がよい方を選部の画ピークエンドの法則ですが、経験したことのない未来の出来事を予測するときは、苦しみがより少ないほうを選びます。
別れ際に優しい言葉をかけてもらったら、その時から気になる人になった、というのもピークエンドの法則。このピークエンドの法則をビジネスで使うためには、ちょっとしたコツがいります。
なぜなら、最初から最後まで、押せ押せで相手を説得しようとしたらブーメラン効果で見事に失敗するのがおちです。だから、ポイントを作って話を盛り上げて失敗談などを提示しながら話に波を作り、最後の締めの言葉で相手の心に突き刺さる言葉を投げかける。
こうやって。分かりやすい文章を書きたいものが自分手作り出されたブログは、人を惹きつける素晴らしいパワーを持っています。コピーライティングはそのパワーをコピーのライティングにぶつけます。これが、ピークエンドの法則を上手く使うコツ。ビジネスで成功するためのマーケティング技術です。
ピークエンドの法則をブログで使う
このように、心理学と経済学、そして行動経済学に裏付けされたピークエンドの法則。どうせなら、ブログに使って、ブログ収入を得るために利用してみたいですよね。
それなら、ブログに使って、訪問してくれたお客さんに良い思い出を持って帰ってもらいましょう。せっかく来てくれたのだから、良いお土産を持って帰ってほしいですよね。
このブログにピークエンドの法則を組み込むやり方は、トップブロガーはほとんどやっているし、情報商材を売るときには、このやり方でリストを集め、ファン化を図っていきます。
このピークエンドの法則はＬＰでよく使われる手法ですが、ブログはある意味、ミニＬＰですよね。あなたの主張をざっと書いて、ブログ記事下に設置したマネタイズのためのバナーをクリックするまで誘導する。それがブログ。
ブログのピークとエンドでピークエンドの法則が使って、訪問客を魅了してみてください。その書き方こそ、ＰＡＳＯＮＡの法則とか、神話テンプレートとか、ヒーローズジャーニーと呼ばれるストーリーテリングの技法。
ストーリーテリングのスキルが、人々を魅了するテクニックであるのは、根底にピークエンドの法則が流れるから。ブログ収入が自然と増えていくのは、このように人を惹きつけるブログを作っていく必要があるでしょう。
ブログ収入を得るために、コピーライティングでバナーまで誘導するということは、ピークエンドの法則を使って、バナーまで誘導すること言うこと。ピークエンドの法則を使ってよい思い出を残して、バナーに誘導したら、成約率も格段に上昇するはずです。
まとめ
行動経済学のピークエンドの法則はビジネスで使えるマーケティング技術です。そして、ピークエンドの法則は、ただブログを書くだけの単調な作業をどうしたら喜ばれるだろうか、魅力的に書けるだろうかと考えてブログを楽しめるスキル。
それだけでなく、ピークエンドの法則を使って読者を惹きつけて離さないブログを書くこともできます。せっかくブログに立ち寄ってくれたお客さん、手ぶらで帰らせてしまうのは、申し訳ないですよね。
だから、ピークエンドの法則を使ってブログを構成してみましょう。そうしたら、再びあなたのブログに立ち寄ってくれるあなたの強い応援者になってくれるかもしれないですね。
（参考：終わりよければすべてよし！ブログ収入を増やす心理学 ピークエンドの法則）
今回も、しっかり最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
このブログ運営の軸である、コピーライティングとは今回お話しした技術やスキルを総合した書き方で、読み手を熱狂させるためのテクニックが満載の書き方です。つまり、あなたがブログを書いているなら、それは、コピーライティングをしていることにつながるのです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう！
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
・たった一度の人生、自分らしく生きたい。
・自分の人生、他人に振り回されずに思い通り生きてみたい。
・好きなことをして暮らしていきたい。
好きなものを追い続け、やりたいことで起業する、そんな夢のあるあなたを全力で応援します。
コピーライティングであなただけのビジネスを創造する小比井雷太＠運営者メルマガ、絶賛配信中！
コメントを残す