こんにちは。
コピーライティングの基礎をブログ初心者、アフィリエイト初級者に伝える「はじめてのコピーライティング」です。
さて、コピーライティングの基礎って何だと思いますか?
家を建てるにしても、基礎がないと立派な家が建ちません。
勉強するにしても、基礎をしっかり身につけていなければ中学、高校と成績が伸びず、置いていかれるのではないでしょうか。
そう考えると、コピーライティングの基礎も同じです。
ブログを書いたり、アフィリエイトの広告文を書いたり、メルマガを書いたり、集客するためのチラシを作ったり。
そんな風に文章を作るなら、コピーライティング自身の基礎もしっかりしておく必要があります。
砂の上に城を立てても大成はしないってことですね。
ということで、今回はコピーライティングの基礎についてお話していきます。それでは、コピーライティングの基礎、お楽しみください。
コピーライティングとは
コピーライティングと聞いてあなたはどんなものを想像しますか?
広告?それとも、物書き?はたまた複写機?
いろんな想像があると思います。結論から離しますと、ここででてくる、コピーライティングというのは二通りあるのです。
まず初めに、イメージを作り上げる、イメージコピーライティング。
- 結果にコミットする ライザップ
- お口の恋人 ロッテ
- i’m lovin’ it マクドナルド
- Inspire the Next 日立
- It’s a SONY ソニー
などなどです。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
大企業がよく使うブランディングの手法ですね。確かに私たちの頭の中に突き刺さり、記憶に残ります。
ですが、これで
とはならないですよね。少なくとも私は100%、買いたいと思うようにはなりません。
では、もう一つのコピーライティングを見てみましょう。
これは、セールスコピーライティング、ダイレクトレスポンスコピーと呼ばれるもので、直接購買意欲を高めるコピーライティングです。
私たちがこれから学んでいこうとしているのはこちらになります。
ここでは、以下の記事について、コピーライティングという言葉は、セールスコピーライティング、ダイレクトレスポンスライティングに絞って話していきます。
コピーライティングの本質
セールスコピーライティング(売るためのコピーライティング)、ダイレクトレスポンスライティング(直接の反応を得るためのライティング)とはどういったものでしょうか。
これは、私たちコピーライティングをしていく目的がクリックしてもらったり、質問に答えてもらったり、電話をかけてもらったりと直接の行動をとってもらうことを意図して書かれた文章を書くことです。
イメージアップのコピーライティングとダイレクトレスポンスライティングは180度違う方向を見ています。
だから、あなたが進む方向を見失わず、ブログを書いたり、アフィリエイトしたり、メルマガを書いたりするときには十分に注意しておくことが大事になります。
コピーライティング業界の現状
ちょっと息抜きにコピーライティング業界の現状をお話ししましょう。
インターネットの発達で、誰でも何でも売れるようになりました。素晴らしい事ですよね。
こんなにインターネットが普及した今だからこそ、ネットビジネスが成立しています。市場が電脳世界に移ってきているのです。
だから、店を構えなくても商売できるし、無在庫転売であれば、商品が無くても商売ができるのです。
今までの常識では考えられなかった状態だと言えます。だから、詐欺に近い商品も出回っています。
やっても成果が出ない健康食品、全然成績が上がってこない英会話教材、全く稼げない仮想通貨取引マニュアルなど、いたるところに落とし穴が待っています。
コピーライティング業界においてもその状況は変わりません。
ほとんど起こりえないような危機を煽り、あるはずのない信頼度を上げ、購入意欲を掻き立てさせて商品を買わそうとするのです。
だからこそ、自分で見極めることが大切になって来ます。
私が今でも属して学んでいるアフィリエイトのコミュニティですが、インターネットで「〇〇〇」と入力し調べるとすごい結果。
一面に”詐欺、騙し、ダメ教材”とオンパレードなんです。
でも、私はそのコミュニティから得ている情報で月に20万円以上のアフィリエイト報酬を継続的に発生させることができています。
そんな煽り記事の方が詐欺なんですよね。
ここからわかるように、情報を鵜呑みにするのではなく、自分で見極めるということが大切になってくるんですね。
いつまでも他人の情報に振り回されるのは、人のふんどしで相撲を取っているからです。
コピーライティングのテクニックも良いものが多く無料で開示されています。
ですが、中には、自分のマネタイズ(=収益化)のために誘導するコピーライティングが散見されます。
兜の緒を締めなおして、本物を見つける目を養いましょう。そうすれば、コピーライトの本質が見えてきます。
詐欺商材を売るコピーライティングも大いなる先生です。なぜなら、中身がないものまで売れる技術がコピーライティングなのですから。
さあ、頑張っていきましょう。
コピーライティングに適した文章構成
コピーライティングの神髄は次の文章を読ませることです。
その次の文章を読ませるためのコピーライティングには、人の心理を突きやすい構成があるとされています。
それは、次の4つから構成されています。
- キャッチコピー
- オープニング
- ボディコピー
- クロ-ジング
これらは1セットです。読む人の気持ちになって考えてみてください。
まずキャッチコピーで、「おや、これは何だろう。」と思わせます。
親って思わなければそのまま見向きもされません。中身がどれだけ素晴らしく、充実していても労力が無駄になるのです。
そうならないためにも、キャッチコピーが必要なのですね。
そして、寄ってきた人たちに対して、オープニングでインパクトを与えます。
「え、なになに?どうなってるの?」と思わせるのです。
よく使われる手法が、現状に満足していないことを認識させ、欲望があることに気づかせる方法です。
そして、その欲望があることに注意が集中します。そんな欲望で心の中が一杯になった人を作り上げます。
そして欲望のかたまりになった人を満たすものがボディーコピーで表現されます。
足りないものに気づいた人はそれを満たそうとします。だから、ボディコピーを読んでくれるんです。
欲望まみれになった人のその欲望を満たすものをボディコピーに書いていきます。
そして、クロージングで売り込みをかけます。
ここはつりで言うとヒットした後の巻き上げの瞬間です。
力が強すぎたり、急いで引き上げようとすると意図が切れたり、張りが外れたりとアクシデントが起こり、魚は逃げてしまいますよね。
かといって、リールを巻かなければ、魚はいつまでも水の中。
釣り上げることなんてできません。あなた主導で釣り上げていくのです。
今まで話してきたストーリーや論点をぼやかすことなく、また、的外れな話をすることもなく、メリットを散弾銃のように浴びせかけ、クロージングしていくのです。
最後の一戦になりますが、これまでの仕込みが功を奏する場所でもあります。
コピーライティングの集大成、結論部分、自分のコピーライティング能力の通知表が渡される瞬間がクロージングなのです。
コピーライティングの相手、消費者の心理
コピーライティングの本質はコピーを読む相手、消費者の心をつかむことが大事です。
カレーを食べたい人は懐石料理には見向きもしません。
サウナに入ろうとしている人にビールを配っても見向きもしないでしょう。
ですが、カレーを食べたい人をカレー専門店ココ壱番屋に連れて行ってみてください。きっと、喜んで注文するはずです。
サウナから出てきた人にキンキンに冷えたビールを渡してみてください。思わず手が伸びてグイグイ飲むはずです。
そうなんです。相手が欲しいものを欲しい時に欲しいだけ渡してあげる。
それがコピーライティングの神髄です。
だから、見込み客が何を考え、感じているかという、消費者の心理をつかむことが大切になってくるのです。
消費者の7つの感情
コピーライティングで押さえておきたい基礎に消費者の7つの感情があります。
消費者の心理には大きく7つの感情が渦巻いているのです。
あなたも、こんな感情を感じたことがあるのではないでしょうか。
これらが単独、もしくは組み合わせで物事を判断しています。
その七つとは
- 怖い!
- もっと欲しい!
- 人からよく見られたい!
- 楽をしたい!
- 性的欲求を満たしたい!
- 優越感に浸りたい!
- うらやましい!
この7つを満たしてあげればいいんですね。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。
コピーライティングの相手の欲望は5段階
コピーライティングに消費者心理が大きくかかわっていることが分かりました。
それでは、消費者心理がどうなっているのか、人間の心理を研究する、脳科学の観点からちょっと覗いてみましょう。
人間の欲求は5つに分かれます。下層に行くほど欲求を満たしたいという気持ちが大きくなりやすいです。
5自己実現
4承認欲求:他人、社会から認められたい
3社会的欲求:グループに属したい
2安全欲求:危険を避け、安全なところに居たい
1生理的欲求:食べたい、寝たい、彼氏彼女が欲しい、結婚したい、トイレに行きたい等々
絵で表すと、こんな感じです。
消費者の欲望は下から順番に満たされていきます。
言い換えると、下の欲望が満たされない限り上の欲望は起こらないということです。
つまり、これを、コピーライティングの視点から見ると、広くて根深い欲望をターゲットにすれば、成果が上がりやすいということになります。
脳の三位一体論
この理論を下支えしているのが、脳の三位一体論です。
人間の脳は大きく分けて3つに分かれます。脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質ですね。
この三つは分かりやすいように「爬虫類脳:生きていくために最低限必要なことを考える脳」「哺乳類脳:情動的な思考を司る脳」「人間脳:理性的理論的に判断する脳」と言われます。
爬虫類脳は食欲、性欲、睡眠欲など、生物として生きていくために必要な部分を満足させようとします。
生理的な欲求なので、これを抑えるのは非常に難しいのです。
だから、摂食障害を治療するのが難しいし、浮気もやめられない人が多いのです。
食べることは声帯を維持するために必要だし、性欲は人間という種を保存するために必要なことだからです。
良いか悪いか道徳的な事ではなく、これが自然界の摂理なので、本能についての是非を問うのは意味がありません。
人間を含め、生物全体はこれをベースに成り立っているということなのです。
だから爬虫類脳から生まれる欲求を満足する商品は強い購買意識を成長させることができるということになります。
コピーライティングをまったくの素人が使うための方法
コピーライティングの基礎も応用も、全く知らない、でも使いたい。
そんなあなたのために、全くの素人がコピーライティングを使うための方法についてお話しします。
これを使えば、高い教材も買う必要がないし、心理学や文章の書き方を勉強する時間も短縮、なんてことになるかもしれません。ですが、ちょっとだけ時間は必要かも。
この方法は、多くのコピーライターが実践したことのある方法です。
これを実践した人の実績については賛否両論ありますが、賛=これで成功した人、否=成功までたどり着けなかった人、の違いです。
だから、否定する気持ちもわからなくないですが、
って思いますね。さて、あなたはどちらのタイプですか?
写経
コピーライティングでいう写経とは、よく売れた人のコピー、広告文を書き写すことです。
もともとの写経はお経を書き写すというお坊さんの作業である「写経」から派生した言葉です。
そのお坊さんの「写経」にちなんで、一日30分でいいからコピーを書き写す、その作業を写経と言います。
門前の小僧、習わぬ経を読む
このことわざを地で行く作業です。
一から習わなくても、写経をすれば、文章の書き方、心の揺さぶり方のパターンが見えてきます。
書いて、写すことによって理屈無しにあなたのコピーライティング能力が伸びていくのです。
(詳しくはこちら>> コピーライティングにおける「写経」の効果を上げる3つのツボ)
スワイプファイル
コピーライティングをやるうえで、スワイプファイルはとても重要です。
あなたが物を買う時を思い出してください。買いたいと思う時には
と思う瞬間があります。心を揺さぶられて購買意欲を高められる瞬間ですね。
少なくともあなたは買う気にさせられたのです。その広告を見た人のうち10分の1かもしれない、1万分の1かもしれない。
でも、ゼロではないのです。
一から考えてやってみるのもいいですが、それではばくちと一緒です。当たるか外れるかです。
しかも、当たったとしても、爆発的な大当たりがあるとは限りません。
だったら、人の成功事例を利用するのが一番手っ取り早いと思いませんか?
少なくとも人を惹きつける可能性はゼロではないのだから。
もし、あなたが「これ、ほしい!」と思うコピー、広告があったなら、ぜひ、保存しておいてください。
真似をしなくても、よい勉強の材料になります。
(おススメ!スワイプファイルはこちら>> Sky’s The Limit(私の師匠のLPです。安全です。))
まとめ
いかがでしたでしょうか。コピーライティングの基礎について少し理解できたのではないでしょうか。
理解が進めば、勉強効率も上がります。基礎固めは何をするにしても大事な事。ここまで読んでくれる人に感謝です。
これからも一からわかるように、どんどんコピーライティングについて書いていきます。楽しみにしていてください。
あなたのブログの読者が増え、あなたの商品が爆発的に売れ、メルマガ登録者が後を絶たず、あなたの店がお客さんであふれかえる、そんな状況がコピーライティングで生まれます。
それらが、現実になる日が一日でも早くあなたのもとに訪れるよう、心から祈っています。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太