こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井雷太です。
先日読んだ、コピーライターの佐々木圭一さんの「伝え方が9割」から学んだことを要約してお伝えします。普段の仕事は、もちろんのこと、ブログやアフィリエイトに使える言葉の伝え方も話していきますね。
伝え方が9割の要約
伝え方が9割という本はコピーライターの佐々木圭一さんが書いた本で、内容は、伝え方次第で、9割の意味が決まってしまうということ。コピーライターの佐々木さんですがある法則を学んだことから、一気に伸び始めたらしいです。
この気づきで大きなところは、自己流でなく、成功することが分かっている公式に従う事が重要だということ。もともと結果が出なかった著者が成功した方法として書いているのだから、まず、本当のことでしょう。
以降、2つのパートに分かれて言葉の伝え方のテクニックが書かれています。そのテクニックが書かれている2つのパートとは、「ノーをイエスに変える方法としての7つの切り口」と、「強い言葉を生み出す方法としての5つの方法」。
順に追って説明していきましょう。
これは、仕事に使える!ノーをイエスに変える方法
ノーをイエスに変える方法の基本は次の3ステップを順に行っていけばよいのです。
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では、この3ステップを順に説明していきますね。
ステップ1:自分の頭の中をそのまま言葉にしない。
あなたは、想ったことをすぐに口に出してしまって、「言わなかったらよかった」と後悔したことはありませんか?そんな時に、パッと思いついたあなたのお願いをすぐに口に出してしまったら、なかなかOKを出してくれません。
だから、あなたの頭の中に思い浮かんだお願いごとはとりあえず、あなたの頭の中に留めておく。これが第1ステップです。
ステップ2:相手の頭の中を想像する
ぐっとあなたのお願いの言葉を飲み込んだなら、次は、相手の頭の中を考えましょう。何を考えているのか、どう考えているのか、どうしたいのか、どうして欲しいのか、何が望みで何を手に入れたいのか、と、相手の頭の中で巡っている考えに思いを馳せます。
ステップ3:相手のメリットと一致するお願いを作る
相手の考えていることを想像したら、その予想に合わせたお願いを作っていくのです。相手の望む事と、あなたのお願いを合成させて、相手にメリットのあるあなたのお願いを作るのです。
ちなみに具体例はこんな感じ。
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「イエス」に変えるメリットの伝え方!7つの切り口
前述した「ノー」を「イエス」に変える7つの切り口としてその7つのテクニックがあります。この7つを使うことによって、相手の心を柔軟にし、あなたのお願いを受け入れてくれる可能性が高くなるのです。
その7つの切り口とは、次の7つ。
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それではこの7つの切り口について、順に説明していきましょう。
相手の好きなこと
相手の好きな事とあなたの想いをミックスするという方法で、先ほどの例文で出したようなパターンですね。自分が好きなことを言われると、なかなか無視しづらいオファーになります。
きらいなことの回避
トイレで、「いつもこのお手洗いを綺麗に使っていただきましてありがとうございます。」という分を見たことはありませんか?
ダイレクトに、「トイレを汚さないで!」というより、相手の脳に直感的に響きます。トイレを汚す相手の頭の中を想像することがポイントです。
選択の自由
「あなた、ごはんにしますか?それともお風呂?」
疲れて帰ってきた人に対するねぎらいの言葉としては最高の文言です。ダイレクトに、「休んでください」と言うより温かみがあって素敵ではないですか?
これは、我々、日本人は「決断が得意ではない」ことを使ったテクニックとして紹介されています。魅力的なオファーのAとBを比較して、頭を混乱させるテクニックですね。
認められたい欲
「お姉ちゃん、料理が上手くなったよね。今日の晩御飯も腕前見せてくれないかな?」
人には認められたいという欲望があり、マズローの欲求5段階説で、尊厳欲とか承認欲とか呼ばれている欲望です。その他の人に認められたいという欲望と、あなたのお願いをミックスすると、説得がより効果的になるということですね。
あなた限定
「キミにしか頼めない仕事なんだ。やってくれるかな?」
あなたは、こんなお願いをされたことありますか?「この仕事やっておいて!」と頼まれるより、よっぼど好意的に受け入れられますよね。
「あなただけに!」といわれたら本心からの言葉かどうかは疑わしくても、言われてうれしい言葉。他人にお願いをするのにあなた限定にするのは、最高の言葉ですよね。
チームワーク化
「さあ、今から、一緒に勉強しよう!」
「さっさと勉強しなさい!」と言われるより、ポジティブに受け入れられます。肩をたたかれて一緒に座らされたら、やらざるを得ないです。
感謝
「いつもありがとうございます。△△商事の××です。○○さんに電話を替わっていただけますでしょうか」
感謝の言葉があると、人の態度が変わります。電話口でいきなり「○○さん、いる?」と言われるより断然好意的な受け答えができますよね。
ちょっとした何気ない会話でも、「ありがとう」の感謝の言葉が出ると、ワンランク上の印象を与えられるはずです。
言葉の伝え方で学んだことは強いコトバを作る5つの技術
さて、次は、言葉の伝え方として、5つの技術があげられています。この5つの技術は、「強いコトバ」を作るためのパターンで、言葉の伝え方を学んだことの重要な部分になります。
伝え方が9割で強いコトバを作るの技術としてあげられているのは、次の5つ。
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サプライズ法
サプライズとはびっくり。つまり、伝えたい言葉をびっくりしたように変化させる方法です。
簡単な方法は「!」をつける。これだけ。
「お前が好きだ」 → 「お前が好きだ!!!」
どうですか?驚いた感じが出て、なんとなく素敵な印象になりますよね。
言葉で驚きを表すには、次の言葉を使うと簡単に Σ(・ω・ノ)ノ! します。しかも、次の言葉を付け足すだけで、強いコトバに変わっていくのです。
- あ、(これも強いコトバのサプライズ法だ。)
- びっくり、(そんな技もあるんだね。)
- そうだ、(これを見てよ。)
- ほら、(素敵な強いコトバでしょう)
- 実は、(伝え方が9割に書いてあるんだ。)
- すごい、(テクニックだよね。)
「そうだ、京都に行こう!」、これがサプライズ法です。
ギャップ法
ギャップとは落差のことで、ここでは、伝えたい言葉と反対の言葉を使うことです。ちょっと例を挙げてみましょう。
「お前が好きだ」 → 「どうやってもお前を嫌いになれないんだ。お前が好きだ。」
どうでしょうか。インパクトが強くなって、気持ちがズーンとこもってヘビー級のパンチになっていませんか?
赤裸々法
自分の感覚、五感をそのまま素直に伝えることで、強いコトバに変える方法です。
- 「周囲が見えなくなるくらい、あなたが好き」
- 「胸が張り裂けそうなくらい、あなたが好き」
- 「息ができなくなるくらい、あなたが好き」
ただ単に、「あなたが好き」というより印象が強くなりませんか?ちょっと聞いてて恥ずかしくなるような表現ですが、伝えられる側へはヘビー級の強烈なパンチですよね。
リピート法
リピート法はとっても簡単な方法で、ただ、繰り返せばいい。ただ、それだけです。ただ、同じ言葉を繋げるだけなのです。
「あんたのことが好き。あんたのことが好き。あんたのことが好きやねん。」
思わず関西弁になってしまいましたが、このように繰り返すだけでも、伝わるイメージは強烈になっていきますよね。
リピート法は、繰り返すだけ、そのまま繰り返すだけ、ただ繰り返すだけ。
クライマックス法
「今から一番大事な話をしていきます。」
こう聞くと、あなたの神経は、こちらに集中しませんか?こうやって聞く相手の気持ちを引き締める強いコトバを作る方法がクライマックス法です。
- ここだけの話ですが、(伝え方が9割の著者はコピーライターなのです。)
- これだけは忘れないでください、(その伝え方が9割の内容は相手に伝える方法だということを。)
- そこには3つのコツがあります。1つ目は(伝え方には3ステップあるということ。)
このような言葉を文の頭につけて使うと強烈なパンチを与える強いコトバになります。
まとめ
伝え方が9割の著者は佐々木圭一さんというコピーライターです。内容は、大きく3つ。
- 「ノーをイエスに変える方法とその3ステップ」
- 「メリットの切り口は7つある」
- 「強いコトバを作る5つの技術」
このスキルを使って、あなたの思い、願いをしっかり伝えていきましょう。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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