こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太です。
今回はコピーライティングの基礎知識から、3つのONEを紹介します。
あなたは、3つのONEとはなにか、説明することは出来ますか?3つの尾根ではないですよ。3つのワンです。
ここで言われている3つはコピーライティングを行う上で、基本中の基本ともいえるとても大切なテクニック。コピーやブログに立ち寄ってくれた人が気持ちよく最後まで読んで行動してくれるスキルです。
もしこの3つのONEを知らないとこの世にまたとない素晴らしい商品でも売ることは出来ません。反対に、3つのONEを知っていれば、普通の商品でも、売ることができるテクニック。
それでは、3つのONE、詳しく説明していきます。
3つのONE(ワン)とは
3つのONEとは、コピーライティングで言われているコピーやブログ記事を書くテクニックです。
- One Market(ワン・マーケット)ー 1つのマーケットに
- One Message(ワン・メッセージ)ー 1つのメッセージを投げかけ
- One Outcome(ワン・アウトカム)ー 1つの出口をつくる
と定義されています。
ある心理学実験でこんな結果が出たことを知っていますか?試供品の提示数を変えて売上が変わるかどうかという心理学実験。24種類と6種類の比較調査なのですが、結果は6種類の方が売り上げが上がったのです。これからわかるように、選択肢は少ないほうが売り上げが多くなるのです。
これが、広告や文章を書く上で重要になって来ます。なぜなら、購入させるために、乗り越えなければいけない3つのNOTと5つのNOTを乗り越える手段だからです。
この3つのONEは、セールスレターを書いたり、ブログを書いたり、アフィリエイト記事を書いたりするのにとても応用の効く使い勝手の良いスキル。この3つのONEのスキルを自分の技術にすれば、自然と成果が上がっていきます。
One Market(ワンマーケット)
One marketとは、一つのマーケット。
これは、「あなたが相手とする市場(マーケット)は一つに絞る」ということです。
つまり、FX商材を売りたいなら、FXの市場に絞るべき。FXと畑違いのダイエットの市場だったり、隣の株式市場とかに浮気をしないということです。
浮気は本命に逃げられます。ちょっとぐらい、という邪な心が誰にも相手にされないコピーを作ることになり、FXの客も、ダイエットの客も、株式市場の客も逃してしまうのです。
まさに、二兎追う者は一兎も得ずの格言通り。
例を挙げるとすると、こんな感じ。
あなたがシャンプーを買いに行くとします。もしあなたが、頭のかゆみに悩まされていたら、どのシャンプーを買いますか?
- 髪のボリュームをアップするシャンプー
- 髪のボリュームをダウンするシャンプー
- 発毛効果のあるシャンプー
- 白髪を染めるシャンプー
- 白髪を目立たなくするシャンプー
- しっとり洗いあがるシャンプー
- パサつきを抑えるシャンプー
- ツヤを取り戻すシャンプー
- フケを止めるシャンプー
- かゆみを止めるシャンプー
もちろん、かゆみを止めるシャンプーを買いますよね。
ここでちょっと振り返ってみてください。今回はシャンプーを10個並べたのですが、選択肢の量を多く掲載するとどうでしょうか?見るのが煩わしくなりませんでしたか?
ここからもわかるように、マーケットは1つに絞って、見込み客のハートに突き刺さる記事を書くようにしましょう。
One Message(ワンメッセージ)
One Message(ワンメッセージ)とは伝えたいことは一つに絞りましょう。ということです。
1つのセールスレター、広告、ブログ記事で読者に伝えることは一つに絞るべきなのです。
文中でブレットを多くしたり、特典を多くつけたり、口コミを多く掲載したりしても、最終的には、一貫したメッセージに仕上げることが大切です。
人間の脳は基本的にアナログで、マルチタスクは処理しきれません。多くの物事を処理している人でも同時にしているのではなく、1つのことに集中して次々と処理しているのです。
このことは、カクテルパーティー効果でも立証できます。大勢の中から、自分に関係のあることを選び取る能力のことを指しますが、この時、必要な情報はあなたの前にクローズアップされます。つまり一つのことに集中しようとするのです。
例えば、他の人と話していても、あなたの名前が出た噂話が背中越しに聞こえたとしましょう。その時は後ろの人の話が気になって、目の前の人の話は全く聞けないですよね。これが普通の人はマルチタスクができない証拠。
だから、伝えるメッセージやオファーは一つに絞って記事を書きましょう。もし他に書きたいメッセージやオファーがあれば、別の記事として作成するべき。それが、読み手に取って優しい記事になります。
One Outcome(ワンアウトカム)
One Outcomeとは、1つのコピーでは、出口を一つに絞るということです。
- ラインの登録を望むなら、登録リンクだけにしておく。
- アフィリエイトしている商品を買ってもらいたいなら、その商品リンクだけにする。
- 他の商品や他のサイトに飛ぶページは不要
多くのランディングページは法律上の特商法のリンクを除いて申込しかボタンがないですよね。出口を一つに絞るということはこういうことなのです。
コピーライティングにおけるゴールは行動させること。それ以外の出口は見込み客を誘導する障害にしかなりません。「私のプロフィール」や、「私のこれまでの実績」を別リンクで作ってしまうと、せっかくの見込み客に「意図しない別の行動」をさせてしまい、ゴールへの道から離脱させてしまうことになります。
もしも、書きたいのであれば、文中に書くようにしましょう。他の広告でも使うからと、手を抜くようなサイト構成は自らビジネスの成果を放棄していることと同じです。
まとめ
コピーライティングにおける3つのONE、「One Market」「One Message」「One Outcome」。これがあれば、見込み客の3つのNOT、5つのNOTを乗り越えることができます。
スタートからゴールまでを一本の道にして、迷わずまっすぐ歩きやすい道を見込み客に提供するのが、コピーライティングであり、「3つのONE」というスキル。
基本のスキルなので、ぜひ押さえておいてくださいね。
そうすれば、あなたのコピーライティングテクニックを上達させることができます。そして、あなたがオファーする商品の成約率を上げることもできるのです。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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