こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太です。
ブログを書こうと書き始めたら、なんとなくダラダラ書いてしまったことってないですか?
せっかく見つけた話題だから、書きたくなって当然。しっかり伝えたいですよね。
でもあとから読み直すと、どこかで見かけたあまり面白くない記事になってしまってるんです。
なんか残念ですよね。
じゃ、どうやって書けば、インパクトのある記事が書けるか?
結構それで、僕も悩んでいたのですが、コピーライティングのテクニック「PREP法」を使うといとも簡単にまとまった記事が書けるようになったのです。
もし、あなたも僕と同じようにブログの記事が上手くまとまらないなら、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。
この書き方が身につけば、あなたのブログライティングに役立つ心強い武器になりますよ。
では、「PREP法」、始めていきましょう。
コピーライティング的テンプレート「PREP法」
今回、ブログの記事がうまくまとまらないあなたに伝えたいテンプレートは「PREP法」です。
コピーライティングの一手法にある、「PREP法」という書き方です。
では、簡単に分かりやすく、「PREP法」の要点を説明しますね。
PREP法とは、次の4つの順に記事を書いていくやり方。
- Point:主張したい内容の要点や結論を簡潔に伝える
- Reason:Pointで書いた事に結びつく直接的で明確な理由で根拠を説明する
- Example:述べた理由の裏付けになる証拠、データ、事例を挙げる
- Point:まとめとして冒頭に書いたPointをまとめながら繰り返し、読者に印象付ける
この4つの段階に分けて書けば、混乱しているブログも意外とスッキリとまとまります。
自分の書きたいことを当てはめて書いていけば、自動的に筋道だった記事になっているんです。
では実際に例を使いながら「PREP法」を体験していきましょう。
ブログのアウトラインを決める
ブログ記事のアウトランを決めるにはまずは伝えたいこと、書きたいことを一つ決めます。
仮に今回は「犬のしつけで大事な事は馬鹿にされないこと」としましょう。
・Point(結論、主張、要点)
犬を飼っている人へ。犬を飼うとき、しつけって大事ですよね。実はそのしつけ、買っている犬にバカにされないことが大切なんです。
・Reason(理由)
なぜなら、犬の飼い主であるあなたのことをバカにしていたら、あなたの言うことを聞かなくなってしまうからです。
・Example(裏付け、データ、事例)
バカにしていたら、あなたのことを見下してしまいます。
警察犬協会が示しているデータで犬は縦社会であり、必ずボスやリーダーがいるとなっています。
馬鹿にされたらリーダー権が犬に移ってしまい、あなたの言うことが素直に聞けなくなってしまうのです。
・Point(まとめ、Pointの繰り返し、参考事項)
あなたのかわいい犬のしつけはどうですか?あなたが下に見られていることはないですか?
あなたが犬を飼っている以上、その飼っている犬をしつけるためにはバカにされないことが必要なのです。
かわいいあなたのワンちゃんをしっかりとしつけて賢い子に育てたいですよね。
どんなにかわいい子でも時には厳しくしなければならないのです。
ブログ記事にPREP法がおすすめな理由
なぜ、PROP法が良いのかという理由ですが、知りたいことを探している読者は、その結論を知りたがっているからです。
ネットサーフィンしている人も興味があるから立ち寄っているので、同じ様に「だから何なんだ」を知りたがっているです。
何が言いたいか最後まで読まなければわからない記事では、読者をイライラさせるだけで、早々に離脱されてしまいます。
例えば、ニュースが典型的な例です。
タイトルが「ボーン」とテロップで流れて、アナウンサーが詳細を述べています。
最初の一瞬で内容が分かりますよね。
読者が、最後まで読まなくても、ポイントが理解できるようになっているのです。
PREP法は4種類の読者を納得させる方法
読者には次の4つのタイプがあります。
- 今すぐ結論が知りたいタイプ
- 結論をすぐに知って自分で考えたいタイプ
- 理由をすればすぐに納得するタイプ
- 理由を知りじっくり考えたいタイプ
PREP法は、この4つのタイプの人たちをすべて納得させる技術なのです。
まず結論を述べるので、1番と2番はこれで納得します。次に裏付けのある理由を述べるので、3番と4番も納得します。
これが、全ての人を総なめして納得させる方法になるのです。
最後のPoint繰り返しがPREP法の効果を最大化
効果を最大化するためにPREP法では最後にPointを繰り返します。
なぜなら、人の記憶はとてもあいまいで、忘れやすいことにがあるから、繰り返さなければならないのです。
少し、雑誌を読んでいる時のことを思い出してください。
熱中して雑誌を読んでいる最中に、その3つ前の記事を詳細に思い出せますか?
なんとなくは思い出せたとしても、しっかりとは思い出せないはずです。
人は20分後には半分近くの物事を忘れると言います。(エビングハウスの忘却曲線)
ですが、学生の時に覚えた英単語のように、繰り返して触れた物事は強化されて忘れなくなります。
だから、読者の記憶にあなたの伝えたいことを鮮明に残すために、繰り返すのです。
それも、読者が忘れないうちに。
あなたの伝えたいポイントで、その理由を挟み込んで、読者に読んでもらえれば、簡単に飲み込んでくれるのです。
サンドイッチやハンバーガー、おにぎりが手軽で、食べやすいのと同じ理由です。
PREP法を使うときの注意点
これだけ素晴らしい書き方であるPREP法ですが、欠点もあります。
PREP法の欠点とは、
- 文章が長くなるとぼやけてしまう
- 聞き手によって差がでてしまう
- ポイントがはっきりしないと結論が見えない
この欠点を補うために、
- ポイントの主語と述語を明確にする。
- ポイントは一つに絞る
- reason理由とExample具体例をしっかり分ける
ここに注意して記事を書いていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はブログを始めて間もない人が陥りがちな、「記事の構成がまとまらない」時の対処法、「PREP法」についてお話ししました。
PREP法は、まとまりよく、読者にしっかりと伝えることが出来る方法です。
Point(結論)→Reason(理由)→Example(裏付け)→Point(まとめ)の順に書けば自然とまとまった記事になります。
この書き方を学ぶのによい方法があります。
それが「写経」です。
上手く書けているブログをマネして書けるようになる方法です。
こちらで紹介しているので是非参考にしてください。>>コピーライティングにおける「写経」の効果を上げる3つのツボ
それでは良いブログ生活を!
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
コメントを残す