こんにちは。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太です。
コピーライティングをしていて、こんな疑問がわいたことはありませんか?
「コピーライティング協会って何?」「コピーライティングに資格があるの?」
今の日本は資格の世の中なので、何でも協会、そしてそのが発行する資格です。
コピーライティングの世界でも協会が必要なのでしょうか?
それではコピーライティングの世界における協会についてお話しします。
コピーライティングの世界
そもそもコピーライティングとは何でしょうか。
コピー(=広告)をライティング(=書くこと)することですよね。
言ってみれば、売るための文章を書く技術がコピーライティング。
仕入から納品まで一連のビジネス活動であるマーケティングの「売る」という一部でしかありません。
そんな活動に協会が必要なのかという疑問は少なからずあると思います。
ところで、協会とは、営利非営利を問わず、人や団体が集まった団体です。
会社のようにビジネス活動をしても全く問題ありません。
ですが、一般的な感覚では「協会」というと非営利、利益を出してはいけないように感じます。
ここにずれがあるんですね。「コピーライティング」というスキルを通じて集まった団体で一般消費者、ともすれば身内から利益を吸い上げてもいいのです。
では、協会の存在意義はというと、「争わず相互共存」。
会員みんなで利益を享受していこうという組織なんです。
だから中にはどこかの新興宗教のように新米会員から吸い上げた会費で上層が潤うという図式も成立し得るのです。
その時下層会員は知識や情報を得るためにお金を払う。そんな共存があるんですね。
協会が生まれる理由
相互共存なので、組織として存続するためには一般的に次のことが行われます。
- 上層部は情報を得て会員に分配
- 下層部は情報を得る代わりに会費を払う
- 部外への知識の販売
- 下層部を守るために会員である証(会員証や資格認定など)を行う
つまり、協会は「ある目的のために会員が協力して維持していく集まり」です。
これが、協会の生まれる理由であり、存在意義なんですね。
だから、もしあなたが、他の協力は必要ない、と断言できる強い人間なら協会は必要ないのです。
コピーライティングに資格は必要か?
振り返ってみて、コピーライティングに資格は必要でしょうか。
相互依存の会員として生きていくならともかく、コピーライターは一匹狼です。
自己研鑽を積み、自分で伸びていくなら、資格は必要ないでしょう。
なぜなら、コピーライターに必要なものは売り上げられるコピーを作ることなのですから。
単に物書きのライターとしてやっていくとしても資格は必要ありません。
クラウドワークスにしろ、ランサーズにしろ、サグーライティングにしろ、資格を要求しているところはありません。
むしろ部外の資格ではなく、自社でライティング能力を判定するサグーライティングのようなところや自社での納品実績を評価するランサーズの方が一般的でしょう。
だから、資格をとっても、就職には全く役に立つことはなく「ふ~ん」レベルで軽くあしらわれてしまうのがおちです。
ただし、資格マニアの人や、資格をとった方が自分のモチベーションが上がる人なら、取得を視野に入れるのもよいかもしれません。
コピーライティング協会は協会ではない?
コピーライティング 協会とGoogle先生に聞くと、出てくる、一般社団法人コピーライティング協会。
村上宗嗣氏、佐藤文昭氏、小堀豊氏、児島俊之氏がメインとなって立ち上げた協会のようですが、実態は、単なるローンチ。
とても協会の体をなしていません。
サイトにアクセスできなくなっている今、一般社団法人と言いながら、決算を出しているかどうかも怪しいものです。
存在自体も怪しい一般社団法人コピーライティング協会。
わざわざ死地に自ら赴かなくても、良いところは他にあります。
少なくとも、私はお勧めしません。
日本WEBライティング協会
日本WEBライティング協会は神奈川県茅ヶ崎市東海岸北2-1-39-305に本拠地を置く一般社団法人。
活動内容は学校やDVD教材の販売、各種検定(協会独自)の実施等です。
また、日本WEBライティング協会のホームページがあり、それなりの活動をしているようです。
そこで、日本クラウドソーシング検定協会®のWEBライティング技能検定とは違うと言っているので、一定の分別はあるようです。
ところが、HP上でWEBライティング検定は下記のメディアで掲載されていますといって示しているメディア。
そのメディアがYahoo!プロモーション広告の広告先とほぼ一致。
要するに、お金を出してリスティング広告かYDN広告を出しているだけではないのかと。
また、協会の所在地を訪ねて見て、その外観に唖然。
電話応対しませんと公言している理由もなんとなく察しがつきます。
まだ、活動しているようなので、信用できる協会かどうか明言は避けます。が、
私の感想は、「さすが、コピーライティングの先生、何でも売るなぁ」。
ECCの認定
ECCの社内でコピーライターを育成するプログラムがあります。
自社養成と言っても、お金を取っているのでスクール形式で、お金を取っています。
10カ月のスクールの最後の検定に合格したら、仕事を依頼すると言っていますが、その真偽は現在検証中。
この辺りはコピーライティング協会と同じ雰囲気。
大手の会社なので、詐欺はないと思うのですが・・・。分かったら報告しますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コピーライティングにも協会があるようですが、やっぱり基本は一匹狼の仕事なんだなぁと実感。
あなたが、協会に入って資格で身を立てようと考えているなら、それも一つだと思います。
ただ、その資格や協会会員で生計を立てられるかどうかは別問題。
その協会入会と資格、それを生かすも殺すもあなたのコピーライティングの能力次第といったところでしょうか。
今回学んだことを生かして、あなたのコピーライティング生活を更なる高みへ羽ばたかせていきましょう!
それでは、引き続き、コピーライティング生活、楽しんでいきましょう!今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
はじめてのコピーライティング 小比井 雷太
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