常時SSL化しないとどうなる?SSL化の設定が必須な理由とは


常時SSL化しないとどうなるのか?

サイトを立ち上げる時にSSL化をすることを促されることが多いのではないでしょうか。

 

なぜSSL化をしなければならないのかを理解すれば、SSL化が必須となる理由がわかるようになります。

今までは、SSL化しておいた方が良いという程度でしたが、これからはそんな簡単な話ではなくなってきたのです。

 

SSL化とは

SSL化とは、サイトを安全に表示する技術であり、暗号化された通信を行う技術です。

http://~となるURLをhttps://~というURLに変えておくことで暗号化された通信技術を利用できるのです。

 

HTTPS化されたサイトに保護された接続でアクセスすると、Chromeやedgeなどのブラウザに対して証明書を使って本物のサイトであることを証明します。

この証明書自体は、誰でも作成できてしまうので、GoogleChromeヘルプにも記載されいるとおり、Chromeなどの一部のブラウザでは、信頼できる機関が発行した証明書が必要だとしてきました。

 

ログインページやクレジットカードの入力画面などのサイトの一部だけでなく、トップページや説明ページなどサイト全体をSSL通信で行うようにすることを常時SSL化といいます。

情報の盗聴やホームページの改ざんなどを防ぎ、ユーザーへ誤った情報が伝わらないよう、世界全体でHTTPS化していこうという流れが主流なのです。

 

常時SSL化しないとどうなるのか?

常時SSL化しておかないとどうなるのか。それは、時代の流れに取り残されてしまうだけではありません。

今までは、SSL化していないサイトを危険なサイトとして表示されていましたが、今後はSSL化していないサイトは表示すらされなくなるのです。

 

Googleの提供しているブラウザChromeでは、サイトの接続が安全かどうかを確認する方法として、ウェブアドレスの左側にアイコンで安全性のステータスを表示してきました。

ですが、Googleは、サイトのアドレスだけでなく、https://ページの中にあるサイト内のコンテンツをブロックすることをGoogleセキュリティブログで発表しました。

この発表は、HTTPSに関するこれ以上の混合メッセージという題で2019年10月3日からデフォルトで開始すると宣言しています。

 

これは、2019年12月に実施されるChrome79以降のアップデートでiframeなどのコンテンツに対して適用され、2020年2月に終了するタイムスケジュール。

Chrome80になると、HTTPSの接続が失敗した時に、Chrome上での常時をブロックします。

 

 

ユーザーがサイトアドレスの横にある鍵アイコンをクリックしてくれたら表示されるようになりますが、ユーザーがそのシステムを知っていると思えないし、知っていたところでわざわざブロックされたコンテンツを許可すると思えません。

SSL化していない画像の読み込みは許可されますが、アドレスバーには安全でないというチップが表示されますので、ユーザーが抵抗を覚えるのは間違いがないでしょう。

 

2月にリリースされるChrome81では、画像が強制的にhttpsにアップグレードされますが、表示できない場合はブロックされてしまうのです。

 

SSL化が必須な理由

 

SSL化していないサイトには不具合が起こります。これがSLL化が必要な理由で、詳しくは次のようなものがあります。

SSL化しない起こる不具合

  • ホームページが正しく表示されない
  • 検索された時の表示順位が落ちる
  • 情報が漏れたり改ざんされたりする
  • ページの表示速度が遅くなる

 

まず、今回のGoogleChromeのアップデートで混合コンテンツがブロックされます。

これにより、ホームページ自体がhttps://~になっていなかったら全体がブロックされてしまうということ。だから、コンテンツはSSL化されたものを利用するのはもちろんのこと、サイト自体の常時SSL化は必須の対策となります。

 

また、SSL化は、検索順位への影響がでるので、SEO対策にもなります。

これは2014年からGoogleがウェブマスター向け公式ブログで公開していた事実であり、HTTPSをランキングシグナルに使用しますと宣言しています。

 

HTTPサイトやコンテンツが安全でないと警告を発することから、ユーザー視点から見ると、アクセスできたとしても不安をかきたてられます。

問題のないサイトであったとしても大手Googleから安全でないといわれたら離脱したくなるのが人間の本質的な心理でしょう。

 

Chromeだけでなく、他のfirefoxやsafariのようなブラウザでも同じことが起こります。

firefoxのversion52以降の警告メッセージ

safariのV12.1以降に表示される警告

参考:ブログで稼ぐ方法とは!初心者でも稼げるブログの作り方

 

SSL化で速度低下するのは昔の話

以前は、SSL化すると、暗号処理をする必要があるためサーバーに負荷がかかって表示速度が低下するということがありました。

ですが、ネットワークやサーバーの高性能化、PCやモバイル端末のハイスペック化により、まったく表示速度には影響を与えないといえる程度。

 

むしろ、SSL化せずに、検索順位を下げたりブラウザの表示に安全でないと表示させる方がデメリットが大きいといえるでしょう。

SSL化されていないページはedge、Chrome、firefox、safariからの接続を激減させることになるのです。

参考:ブログで稼ぐ方法!知恵袋をアフィリエイトに活かす3つの方法

 

まとめ

以上、「常時SSL化しないとどうなる?SSL化の設定が必須な理由とは」をはじめてのコピーライティング小比井 雷太がお伝えしました。

これからのサイト構築は常時SSL化は必須の条件となっていきます。

 

今までは、常時SSL化した方が良い、という程度の問題でしたがこれからWEB上でブログなどを展開して稼いでいくには必須の設定。

暗号化する技術とは言え、設定自体はそんなに難しいものではないので、サイトを運営するならSSL化しておくことが重要なのです。

参考:ワードプレスでのブログの作り方!初心者が簡単にブログを始める方法


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