人を惹きつける文章を書きたい!
もし、そう思ったことが一度でもあるなら、これからお話しする3つの方法を使ってみてはいかがでしょうか。
あなたが相手の心をギュッとつかむ文章。そんな文章を書く秘密の方法。
人を惹きつける文章を書く方法を使えば、きっとあなたの言葉は、とっても魅力的になって、もっと人を惹きつけるはずです。
人を惹きつける文章とは
人を惹きつける文章とは、いったいどのような文章か、具体的に思い浮かべることはできますか?
心理学のテクニックをふんだんに使った文章でしょうか?
それとも大切な人からの言葉?
はたまた、利用価値のある内容でつづられた文章でしょうか。
確かにそんなことも言えるかもしれませんが、原理原則に従うならば、答えは「NO」。
人を惹きつける言葉や文章とは、そんなものではありません。
では、人を惹きつける文章とはいったいどのようなものか。
その答えは、「相手が聞きたいと思っている言葉」。
惹きつけるとは、人の興味や関心を向かせること。(出典:weblio辞書)つまり、あなたの文章に読み手が注意を向けること。
ということは、人を惹きつける文章とは耳ざわりがよくて、聴き心地が気持ちいい言葉でつづられた文章のことなのです。
それでは、なぜ、気持ちいい言葉が人を惹きつける文章になるのか。
本題に入る前にそのことについて、少しふれておきます。
なぜ聞きたい言葉が惹きつける文章になるのか
あなたは、パソコンや携帯でネットサーフィンをしている時、広告を見ることがよくあると思います。
ですが、その存在に気づかないくらい、ほとんど無視しているのではないでしょうか。
とはいっても、その大量の広告の中でも、ついクリックしてその先を確認したくなるものもあると思いますし、売っている商品をためらわずに買ってしまうこともあると思います。
実は、この違いが人を惹きつけられる文章とそうでない文章の分かれ目なのです。
ここからわかるように、自分に関係ないと思うことや興味のないことについては、自分の目でしっかり見ているようでも意識されることは非常に少なくなるということ。
ということは、反対に考えると見えてくるものがあります。
どういうことかというと、「えぇっ!これって自分のことだ・・・」とか、「ん?なになに?」とか、思わず興味を持ってしまうようなことを考えてみてください。
きっと、そんな興味の持てる文章であれば、自然と心が惹きつけられてしまう。逆も真なり、なのです。
つまり、あなたの書いた文章が読む人にとって関心のあることであれば、人を惹きつける文章になり、まったく興味のないことについて書いてしまうと惹きつけられない魅力のない文章になるのです。
魅力のない文章、これは、どんな心理テクニックやコピーライティングのテクニックを使ってもひっくり返すことはできません。
たとえば、好きな人からのラブレターならどんな内容でも嬉しいですが、苦手な人からのラブレターならまったく同じものだとしても、読みたくないと思うかもしれません。スマホゲームを楽しんでいる子供に勉強するように言っても聞く耳を持たないのと同じですね。
人を惹きつける文章を書くには、相手が書いてほしいことを書くと良いのです。
それでは、その相手が書いてほしいことを書くにはどうすればよいのか。
その方法をお伝えします。
方法1 語りかける相手を思い浮かべる
人を惹きつける文章を書くために一番大切なことは、あなたが書く文書を読んでくれる相手を思い浮かべること。
その相手は、できるだけ、細かく想像することでより惹きつける文章を書く土台ができ上ります。
人を惹きつける文章は、相手が聞きたい言葉を見つける必要があります。
そのためには、あなたの文章を読む人がどんな人なのか、どんなことが好きで、どんなことが嫌いで、どんなことに興味があって、どんなことには関心が無いのか。
そうやって、思い浮かべる相手のプロフィールが細かければ細かいほど、その人の聞きたい言葉がわかります。
たとえば、元気をもらえる言葉が欲しいのか、愛の言葉が欲しいのかでも内容が変わってきます。
もっと細かくいうと、勇気付けられたいのか、励まされたいのか。また、愛してると言われたいのか、好きだよと言われたいのか。
ちょっとした言葉の微妙な違いでも相手の受け取り方は大きく変わってくるので、その結果も当然のことながら変わってくるのです。
そうやって、語りかける相手を思い浮かべることができたなら、次の方法をお伝えします。
方法2 相手が聞きたい言葉を使って伝えたいことをはっきりと書く
言葉は千差万別で、ひとつの物ごとでも数多くの表現方法があります。
ですが、あなたが文章として相手を惹きつけるためには、そのすべての言葉を手当たり次第に投げつけるわけにはいきません。
なので、人を惹きつける文章を書くためには、語りかける相手として想像した人が聞きたい言葉を使うこと。
そして、明確にあなたの意思を伝えることが必要です。
あなたの文章を読む相手が聞きたい言葉を書いているだけでは、中身のない宛先だけの封筒。
文章を書く以上、あなたが伝えたいことがあるはず。であるならば、そのこと、その内容をしっかりと書いて相手に伝えることも大事なポイントです。
つまり、オブラートに薬を包み込んでスッと飲むように、相手が興味をひく言葉を使ってあなたの伝えたい内容を相手の心に届けること。
そうすることで、あなたの気持ち、あなたの意志、あなたの想いが相手の心に突き刺さり、人を惹きつける文章を書くことができるのです。
それでは、人を惹きつける文章を書くための最後の3つめの方法について、お伝えします。
方法3 なによりも相手を思いやる愛が大切
結論から言うと、相手を思いやる心、相手を愛おしいと思うことが一番大切です。
ロマンチストですか?と言われそうですが、そういうことを抜きにしてフラットにとらえてほしいのです。人を惹きつける文章を書くためにはどんなテクニックよりも、この気持ちが重要だということを。
どういうことかというと、あなたが書く文章の向こう側にいる相手を愛することができたなら、相手を想像することは何の苦労もいりません。自然とできてしまうのです。
そして、伝える言葉も自然と相手のことを考えた言葉になります。自動的に、相手が好むであろう言葉をつかえるようになるのです。
ラブレターを書いたことがある人ならわかると思うのですが、どうすれば、相手に伝えることができるのか、ということを必死になって考え抜きます。
相手が好むであろう表現、言ってほしいと考えられる言葉、聴きたい内容をしっかりと想像し、ゼロの状態からでも想像することができるはず。
愛がそこにあれば、最高の表現を使って、最高の言葉を、最高の内容として相手に届けられる。
だから、人を惹きつける文章を書くことができるのです。
文章を書いていると、どうしてもその書いている人の本当の気持ちが出てきます。
愛があれば、愛があふれる文章に。たくらみがあればたくらんだ文章に。おとしいれる気持ちがあれば、おとしいれる文章になる。
そして、その文章には、その感情が自然と滲み出してきます。
もしかしたら、あなたは、なんとなく気持ち悪い文章や胡散臭い文章や表現に出会ったことがあるかもしれません。
それは、その文章の書き手がそのような気持ちで書きつづったから。その気持ちが滲みだしてきてしまっているのです。
だからこそ、人を惹きつける文章を書きたいと思っているあなたには、相手を思いやることができる愛のあふれる文章を書いてほしい。
そうすれば、きっと、自然と人を惹きつけるステキな文章を書くことができるようになるはずです。
まとめ
以上、「人を惹きつける文章の書き方!その3つの方法とは」についてお伝えしました。
愛が大切とか、そんなもの信じない。などと思われることがあるかもしれません。もしそう感じるなら一度嫌いな人を想像して文章を書いてみてください。
そうすれば、愛のない文章ができ上がります。そして、その文章を読んでみてください。おそらく、読む相手を突き放して全く内容が伝わらないものになっているでしょう。
相手のことを考えない身勝手な行動は、決して相手に受け入れられません。もし、あなたが人を惹きつける文章を書きたいと望むのであれば、相手に対する愛を忘れないでくださいね。
関連記事:感動する手紙の書き方!友達を泣かせる手紙例文で学ぶ方法
コメントを残す